そい じょ 

川崎さとみのプライベートブログです。 

唄振り

 今日、ある生徒から「唄振りって何ですか?」と尋ねられた。

ああ、久し振りに耳にする質問だわ~。

とっくに判ってもらえていると信じていたのが間違い。

もう、100回位は言った気もするけれど・・、いやいや1000回でも言うよ~。

 

 難しいことなんか、何もない。その名の通り、踊りが加わる曲の中で“唄が入る部分”のことを指す。

 

 フラメンコを踊る時、伴奏はギター、唄、パルマ(手拍子)が基本。

ここにカホン(箱型の打楽器)や、フルート等の管楽器、キーボード、ベース、ウードなどが加わることもある。

 

 「フラメンコは音楽ではない」という人も居るし“何をもって基本とするか”は私など語るべきでないかも・・・だが、フラメンコの根っこは「唄=カンテ」。これだけは確かである。

 

 我々日本人には言葉の壁があるから、即興的に歌われるその歌詞(レトラ)の意味を、ちゃんと理解しつつ踊る、なんていうのは、プロでも難しい。

 私も、自分の持ち歌でないのを唄ってもらうと、断片的にしか判らないことの方が多い。

 

 ネイティブのスペイン人でさえ、アンダルシア訛りやヒターノ(ジプシー)特有の言い回しは、「聞き取れない」とか「意味不明」と言うことがあるのだから、つくづく「壁は高いぞ」と感じている。

 

 それを、もっとちゃんと知りたいから、毎日が勉強なのだ。

自分の生徒は勿論、フラメンコに興味を持つ人全てに、“唄=カンテ”の大切さ知ってもらいたいと思う。

 

 唄、唄、唄!!とにかく色々な唄を沢山聴こう!そして身体中を耳にして踊るしかない。 

唄に感動できるようになる頃には、ギターを聞く耳も出来るし、コンパス(リズム)感も身に付いていくというものだ。