そい じょ 

川崎さとみのプライベートブログです。 

“負け”知らずのスペイン人

 今日、ある参考書を読んでいたら“西語にはvencer :勝つ の反対語 負けるに相当する語がない”という一文があり、笑ってしまった。

 

 なるほど、和西辞典で調べてみると、「負ける」という事態を表現するには「perder:失う」を使うようだ。

即ち、Ayer perdimos el partido. 直訳:昨日、私たちは試合を失った。→ 意訳:昨日、私たちは試合に負けた。となる。

 

 では「負けるが勝ち」なんて発想はないのかなあ、と調べてみると・・・、あった。でも、こんな言い方になるらしい。

Lograr la victoria en derrota. 直訳:敗北の中で勝利を得ること 

「敗北」という名詞はあるのに、「負ける」という動詞がないのね。

 

 スペイン人を家族・友人に持つ人から、よく聞く言葉は「彼ら、絶対!謝りませんからね」・・・。日本人がすぐ謝っちゃうとも言えそうだけれど「謝らない」→「負けを認めない」というのは「負ける」という発想が欠如しているからなのかなぁ・・。

 

 勿論、日常の些細な出来事の中で「失礼」とか「あら、ごめんね」という事は、ちゃんと言ってくれます。