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 そい じょ 

川崎さとみのプライベートブログです。 

【必見】今、一番知りたいことが判る!

【必見】3月15日(火)も19時より原子力資料情報室の会見あり。 RT @CNICJapan

明日も19時から記者会見を予定しています http://cnic.jp/

 

 今日の原子力資料情報室の会見は、とても判りやすく、今、一番、知りたいと思っている点の説明が充分にありました。

 

 話をして下さったのは、東芝の元原子炉格納容器を設計した1人 後藤政志氏です。

彼は、設計した者の1人として、格納容器が万全でない部分を知っており、発言する責任を感じているということでした。

 

 現状説明、今後の展開予想、想像されうる最悪の事態とは?1号機と3号機(MOX)との爆発威力の違い、等について、現段階では誰にも想定できない部分、また、予測しうる部分など、端的に述べておられます。

 

 

 ダイジェスト版がアップされればお知らせしますので、ぜひ御覧下さい。

 

 

 携帯で、御覧の方の為に、後藤氏の話を、幾つかご紹介します。

 

 ※現在、技術的な専門家がコントロールルームで陣頭指揮をとっているのかどうかが、先ず疑問である。

 

 ※情報を公開する時、危機を煽るのは好ましくないが、人命に関わることであり、より安全な対応が求められるのは当たり前。最悪の事態を想定した情報公開を先んじて行うべきだが、今までは残念ながら後手に回ったというしかない。

 

 ※より技術的な内容も含めた情報や放射能拡散の数値を最大限、きちんと提供することが大切である。

 

 ※MOX燃料は融点が低い、つまり炉心が溶けやすい。また、プルトニウムの毒性は勿論高い。

 

 ※海水を使った冷却は、循環していないので、冷却するまでに時間が掛かる。

時間が掛かるということは格納容器に掛かる負担も増えて、破損の危険が高まる。

しかし水が入っていない、よりはましなので、ギリギリの選択。(より良いのは、ポンプで循環させること)

 

 ※スリーマイルの場合は、メルトダウンし格納容器の底に滞った状態の後、何とか底が抜ける一歩手前で止まった。

福島が同様に耐えられるかは未知数で、底が抜ける最悪の事態は当然、起こりうる。

 

 ※格納容器の底が抜けると水と反応して、水蒸気爆発を起こす危険がある。

 

 ※今回は、想定外の津波が、冷却する為の設備(幾重にも設定されている)を、完全に破壊してしまった為、コントロールが出来なくなった。

プラント毎(1号機、2号機・・)にその被害の出方に時間差があり、そこで起こった一連の事故が、また、次の作業を遅らせる原因となった。

 

 

 これらの話しから、私なりにまとめてみると『冷却』が正常に行われている分には、原子炉は安定しているが、出来なくなった途端、非常に危険な状態になる。

 

 だから、とにかく炉心を水没させ続ける必要があり、今、現場では被曝のリスクを省みず、決死の作業が行われ続けているが、果たしてそれをいつまで続ければ、終息するか?というのは、まだ誰にも推論出来ない。

 つまり、米国の研究家が言及しているように、何週間も何ヶ月も掛かるかも知れない。

その間、格納容器が持ちこたえてくれるか?

 

 また、例え、モニタリングに示される放射線の数値が、政府曰く「心配のないレベル」であっても、長期に亘って排出され続けるならば、総合的な量というのは、莫大なものになるだろう。

風向き・天候次第で、どこにどのような影響を与えるかは、誰にも確言出来ない。

永い戦いは、もう始まってしまっている。