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 そい じょ 

川崎さとみのプライベートブログです。 

サラマンカにて

前回の続き



マドリッドの素敵な宿を後にて、さあ、サラマンカに向け、自転車で行けるところまで行ってしまおうとGARMIN(サイクロコンピューター)にスイッチを入れたのだが、どうもこれが調子悪いというか…、私に使いこなせない。



目指す方向に1時間半ほど走ったつもりが、どうやら、サラマンカと逆方向に来ている?!しかも、GARMINが指すのは、今、走って来た道。


なぬ?引き返せと?あんたの指示通り走ってきたのに?もう、信じてあげない!と悪態をつき乍ら、さっさと自転車を諦めることにする。


このまま、一生マドリッドから出られないのは嫌、時間の無駄。



まるで「ここから乗ってね」と言わんばかりに、目の前に地下鉄の駅がある。『CASA DE CAMPO』。サラマンカ行きのRENFEに乗るCHAMARTÍNまで、乗り換えなしの一本、さあ、自転車を畳んで乗ろう。



CHAMARTÍNで、切符を買って、出発ホームの番号が出るまで、待つこと1時間、バルで昼食にした。



13:22発の列車なのに5分前になっても、まだ案内が出ない。2時間後に出る車両のは既に案内されているのに…だ。2分前、出た!周りに居た一群が一斉に動く。新宿駅より狭い位だから、いいんだけどね。



自分の席を見つけると、お隣さんは赤いチャイナドレスが似合うコンゴ人女性。


「中国人?」と尋ねられるのは、いつものこと。「いえ、日本人です」「あら、私、日本人の友達がいるの、とてもいい人だわ」…、この台詞は、例のロシア人女性からも聞いたっけ。


世界中で「いい人」で居てくれる日本人、ありがとうね。



私達2人以外に、誰も乗って居ない車両、連れ合いでもないのに、隣り合わせというのは、さすが、RENFEのブッキング、何も考えていないなぁ…。



荷物置き場に自転車が入り切らず、通路を塞いでしまうので、空いている席の前に滑り込ませる。(RENFEに自転車専用置き場があると、知ったのは翌日のこと)



ÁVila は小さいけれど、街が丸ごと文化遺産だ。


Hostalは、前日より安い25ユーロ。でもシャワーとトイレが共有ではなく、部屋内にある。


とても清潔で、気持ちのいい部屋だ。でも、安心してはいけない。何かあるはず。


おや、貼り紙が…。何と、部屋の中での飲食は禁止!冷蔵庫まで置いてあった前日とは大違い。他にも「騒ぐな、汚すな等々…」注意事項の羅列。ああ、きっと安宿故に、マナーの悪い客が多いのだろうね。



シャワールームには、シャンプー類(髪用・身体用別)が、ホルダーに入っている。トイレに石鹸しかなかった前日と大違い。扉も閉まるね。さあ、使おう。


…ゴトン…って、あらシャワーのホルダーが取れました。いえいえ、取り外し式ではなく、ちゃんと壊れているし…、シャンプーは身体用の方が空だった。…De acuerdo.了解です。



Ávila の観光スポット、町を取り巻く城壁に登って、グルリと歩いてみる。


他には、充実した図書館、大きな美術館的価値のあるカテドラル(寺院)、Vettonia というローマ侵略以前の人々の生活に関する史料館などを廻る。


こうして夕暮れ(20:30〜21:00ごろ)まで、たっぷり歩き廻った。坂道また坂道、全て石畳だ。でも、自転車も少し走っている。多分、クロスバイク



何処かで、夕食にしようとレストランを探していたら、「Yema:黄身」という看板発見。そういえばルシアから「アビラに行ったら、必ず食べてね。名物だから」と聞いていた。


Café con leche : ミルク入りコーヒー と、Yema (外見は、卵の黄身)を注文。!甘〜〜い!卵黄と砂糖、オイルの練り菓子かな? 圧倒的な甘さ!


このお店で、パック入りのガスパチョ、木苺風味なるものを発見! 美味しい!


これでお腹が満たされてしまい、レストランに入るのは断念。


スペインのレストランで、一人前をちゃんと食べるには、相当、空腹で臨まないと無理なので。



翌日、サラマンカへの移動を考えるに、当初は自転車で100kmを行くつもりだったが、やはりあっさりと諦める。


マドリッド〜アビラ間を列車の窓から眺めるに、おそらく道中バルの一軒も無さそうな雰囲気。車なら可能だろうが、せめて30kmごとには休憩出来ないと、自転車は無理。また、RENFEのお世話になろう。



こうして、昨日、RENFEで約1時間移動し、サラマンカにやってきた。


サラマンカ駅から、Hostal まで2km弱、まっすぐ着けば10分掛からないのに、また1時間も迷ったのは、素敵なGARMINのお陰。グルグル同じ所を往復してしまった。これ、何とか旅の前半で解決したいなあ…。



さて、今回の宿は、最安値の一泊21ユーロ。もの凄く気合の入ったビルの外見に、たとえ階段が抜けても、電球が付かなくても良しとするだけの覚悟を決めて入り口に立つ。


ああ、ちょうど14:30だった、勿論オーナーは15:00まで居ない、との貼り紙がある…。


了解です。向かいのバルで時間を潰す。余裕をみて15:30ごろ、チェックイン。


とんでもなくボロな外見に反して、中は凄く清潔で綺麗。このように建物が古くても、改装さえしっかりしてあれば、快適暮らせるというのは、地震がない国ならではなのだろう。



狭いけれど、清潔な部屋。シャワーとトイレは共有。でも扉は向かいだから、問題ない。


さあ、では何が待っているだろう。…!あ、インターネットが、使えないんだ。シマッタ!良く調べておけば良かった。


それから、ベッドが…! や…やわらか過ぎる…腰が沈みまするぅ…。ま、いっか。


サラマンカはÁvilaより、ずっと街の規模が大きく都会だ。日本人も見かける。


そして何より「自転車が快適な街」らしい。


自転車専用路が整備されていて、レンタル自転車の拠点が、あちこちにある。走っている人も多いし、トレーニングしている人さえいる。タイヤは太め。中心部は石畳が多いからかな。



明けて今日、案の定、柔らか過ぎるベッドで背中が痛い。毎日、よく歩いているけれど、明らかに運動不足で何だか、変に疲れている。


一度、自転車の不要なアクセサリー類(ライト等)を外して、スッキリしたルナ号で、サラマンカを一周してこようと思う。


途中、もしWIーFIの使える所があれば、この頁をアップしたいけれど、さて?