そい じょ 

川崎さとみのプライベートブログです。 

飯館の猪カレー

 飯舘村の長谷川さんから頂戴した【猪カレー】を、今日、何人かで分け合って食べた。
今年はもう作れなくなったカレー、おそらく来年も… 野生の猪はとんでもなく被曝しているから…、そして今、これを作って下さった人達は、農業や酪農が出来ず、疎開しているから。

 とても、1人で食べられるものではなかったから、スタジオに持っていって皆で食べた。美味しかった。


 先日、山を除染する試み、というのを映像で見た。

人が手作業で山の下草を刈り、落ち葉や腐葉土を5cm剥がしていく。

腐葉土は1cm出来るのに100年かかるそう。500年分が剥ぎ取られた。
それでも、木々は残っているし、長時間掛けて僅かな面積しか作業出来ず、袋詰めされた放射性廃棄物の山が新たに出来ただけだった。
あの豊かな、広大な山々を除染…って、20年計画って…、何なの全く。

 3.11から8ヶ月が経った。

私は昔も今も変わらぬ脱原発論者だが、その理由は、ずっと変わっていない。


1)原発を持つということは核兵器が作れる環境を持つことに通じる。
2)使用済み核燃料を無害化することが出来ない。
3)被曝労働なくして維持出来ない。
4)事故による被害が余りにも甚大で、取り返しがつかない。

 仮に今後新たな事故が起きる可能性がゼロだとしても、1)  2) 3)  の理由から、今後も脱原発主義であり続けるだろう。


 しかし、最近心配なのは、推進派の人達ではない。

彼等の言い分というのは、彼等なりの判断材料や事情があり、それは昔から変わらないので “この頃に及んでも尚?” と呆れることはあっても、全否定するものではない。

原発があってこそ、生活出来ている人もいるのだ。

理想は即時全機停止だが、そこで生きている一般の人達の生活は守られなければならない。

 私が悩ましいと思うのは、例えば次のような声だ。

 町田に住むあるお母さん、6歳の息子さんが頻繁に鼻血を出すので、福島事故の影響を心配している。

しかし、曰く  “ 2度、3度と鼻血が止まらない。水道の蛇口を全開にしたような勢いで25分から30分も鮮血が大量に出るので、仰向けには寝ていられず、トイレに垂れ流しの状態で止まるのを待った” ……って…。

 私なら、まず救急車を呼ぶ。出血多量で死んじゃうもの。

我が家の浴槽なら、もしも30分間、蛇口を全開にしておけば水が溢れる。6歳児の体積を超える量である。

だから、誰が読んでもこのお母さんの不安は誇張だと判る。

 私はそれを責めたいのでは決してない。

彼女の孤独に寄り添ってくれる人が不在であるらしい事が余りにも哀しいのだ。子供が可哀想すぎる。
若くは、推進派の陰謀で、故意にここまで極端に煽っているのか、とも疑う。


  さて、鎌田實さんは、永年チェルノブイリの子供達を支援してきた医師である。
先日、ラジオ番組でインタビューに応えていらした内容は、中々良いと思ったので紹介したい。

【鎌田實医師が見た福島の子供たち】

 

1/2

http://www.youtube.com/watch?v=MSsQIlWGr68

 

2/2 

http://www.youtube.com/watch?v=s3AnCYhtWR0&feature=player_embedded