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 そい じょ 

川崎さとみのプライベートブログです。 

皆既月食

8日の皆既月食、ご覧になれましたか?

私は知っていたのに、案の定忘れていて、
19時半過ぎに図書館へ行く途中、ふと空を見上げると、あー!もう欠け始めてるー!
そうだ、そうだ、そうだった。
何で忘れてたのバカバカと月に背を向けて自転車を漕ぐ哀しさったら。>_<

さて、通り沿いのある家の前では、望遠鏡と望遠レンズ付きカメラをドンと設置した2人の男性が観察真っ最中でした。
そう、その家の前だけポッカリ空が開けているの。絶好の観測点。

ああ、彼らも気合い入ってるなー、と横目で見ながら、とにかく図書館。
今日行かなきゃ受け取れない予約本あるし…。
ぎゅーんっと、急ぎましたよ、ええ。早く月に向いて走りたい。

本を受け取って引き返すこと10分も掛からなかったのに、着々と月は欠け続けていました。

お、先ほどの絶好観察点の家では、望遠鏡をそのままにして2人がちょっと離れた所に…。
“え?何で齧りついていないんですか?”←心の声。

こうゆう時の私の決断は速い。そして見ず知らずの人への愛想の良さ、おそるべし。
速攻で人格を変えることができる。
急ブレーキで自転車を停めて言いました。

「こんばんはー!」←どこまでも爽やか。(^◇^)

「突然厚かましいお願いで恐縮ですが、少しだけ望遠鏡覗かせていただけませんかー?」←55年間の人生で最上級の好感度を演出。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

「はい、いいですよー」

うわぁああああああい!

 覗かせて貰った。

生まれて初めて見る望遠鏡。大きな月面。クレーターまでクッキリ。
もうちょっとで泣くとこでした。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

いやいや、ここでゆっくりは出来ない。スタジオ開けねばならんのよ。

「ありがとうございましたー!」とお礼を述べてから、ぎゅーーんとスタジオに戻り、鍵を開けた後、ビルの最上階へ駆け上がり、非常階段に座って、ずーーーーーっと月蝕を眺めていました。

途中、ちょっと雲間に隠れたけれど、本当にゆっくり観ることができました。

月の光が地球に届くのに掛かる時間は1.3秒。

1.3秒分の過去を見る。

その瞬間に誕生したであろう生命や、眠りについたであろう生命に想いを馳せながら。

子供時代、何時間も空を見上げて飽きることのなかった日々を思い出していました。
あの頃は、人生が果てしなく続くものだと思えていたっけ。